大型の成型品をカット作業する。

大きな成型品を半分にカットする装置です。
また、半分にカットした物をさらに半分にカットできます。
カット装置の上にSETして、両手作動スイッチを押すと
安全カバーが上昇します。
安全の確認を済ませたら、今一度ボタンの操作でカット開始!。
テーブルをサーボモーターで刃物地点までスライド移動させます。
高速回転で一気にカット作業。
カット終了後は、スピードを速めた動作で作業員の所まで移動して
作業終了です。
安全に配慮された装備となりました。

西日本豪雨について

今回の豪雨で被災された方や、ご家族を亡くされた方々に心よりお悔み申し上げます。
相手が自然とは言え、人間の無力さや力の弱さを感じずにはおられません。
人の生き死には、天が定める事ですが今回の災害は防ごうとすれば出来た部分も多いのではと、
考えさせられます。
7月10日現在も、行方不明の方々やご自宅の後片づけに追われ、普通の日常が送れていない方も
沢山いらっしゃると思います。
改めて、普段通りの当たり前の生活が送れる事に感謝しないといけません。

当社の得意先様も、岡山・広島・兵庫に有りますが、それぞれ大した被害もなく無事であった
との事、社員一同安堵と感謝です。

力不足で大きな支援は出来ませんが、募金や宅配での支援を行って行きたいと考えます。

成型品の中から金属シャフトを引き抜きます。

プラスチックの成型時に、金型の中に金属を入れた状態で成型される作業工程が有ります。
成型して取り出した後、作業員の方が両手で引き抜いたりしていますが、作業が遅くなると
樹脂が冷めて引き抜きにくくなる事が有ります。
そこで、治具の登場です。
作業員の方が、多少時間が掛かってもサンプルワークを固定して、ハンドバイスで金属シャフトを
テコの原理で引き抜いてしまいます。

ただ、組み立てるや嵌め込むだけではなく、引き抜く作業も治具化すれば現場作業の軽減となります。
工場や身の回りの作業で困っておられませんか??。

何かの前兆・・・。

久々に大きく揺れました。
大阪で震度6弱と言う事でしたが、神戸の時の地震と同じクラスですね。
常日頃から備える事も大事ですが、あの揺れの中はやはり緊張するものです。
お陰様で当社社員、機材、建物の被害等は無く、通常通り作業させて頂いております。

エアリークテスト

簡単に言えば、空気漏れを検査するテストです。
空気圧をかけて、メーター数値が下がればどこかの部分で空気が漏れるような穴やヒビが有るという事です。
見た目ではなかなか解らない不良個所も、空気の圧力で検査すると良否の判定が出来ます。

サンプルをバキュームで吸い上げる治具

細かなサンプルを、バキュームコンバムとバキュームパッドを利用して取り出すパーツです。
まず、サンプルに大きさを合わせてバキュームパッドの選定をします(外径等)。
その重さにもよりますが、吸入出来る吸入力を考察してパッドの充てる位置を確認します。
多数子取りでピックアップ出来るようになり、現場作業の軽減に繋がり量産数も上がる事になります。

少しのアイデアや現場での工夫をする事で、不良率も下がり日産の生産数も上昇!。
冶具を駆使する事で、現場の改善も出来て効率も上がる事になりました。

ブローボトルの印刷工程

通常の成形品では、シルク印刷やパッド印刷と言う工程ですが、ブローボトルの側面に印刷するには、
ボトル自体を回転させて印刷します。もちろんブレや動きが有れば印刷文字や柄に滲みやカスレと
言う症状が発生してしまい、不良品となってしまいます。
サンプルワークを完全に固定して、正確に印刷する為にも”治具が必要となります。
男性用化粧品やサプリメントが流行り、ブローボトルのデザインや品数も多くなり
業界は忙しくて協力工場を探してもなかなか見つからないとか!?。

真鍮ローレットの熱圧入装置

基盤プレートの固定用のローレットを熱圧入する作業工程の装置です。
作業者は、プレートにローレットをSETして作動スイッチを操作するだけ。
あとは、装置が下降・熱圧入作業をして組み立てて行きます。
単品作業ならハンダやドリルスタンドなどでも可能ですが、本数が多くなると
作業内容も複雑になり、精度も要求されるので装置化するのがお勧めです。

2018新年

明けましておめでとう御座います。
今年もよろしくお願い致します。

メヂィアでは、好景気と言われながらもその状況の気配を感じませんでした。
各地で行われる勉強会などでも、”大廃業時代の到来”などとうたわれて
物創りの製造業が苦境に立たされている現実・・・、その中でも本物や
技術に特化した製造業は、確実に地に足付けて頑張っています。
当社も、形だけの治具造りではなく、現場の声を反映した治具の製作に
今年も頑張る次第です。
良い会社、良い商品造りをしている会社は、まだまだ元気です!。
勝ちの連鎖を共有出来る会社には、今年も全面的に協力させて頂く用意も
社員一同意識していますので、どうぞよろしくお願い致します。

                          笠井 啓司

男性用化粧品の商品

コンビニでも商品棚に多く並ぶ”男性用化粧品”の容器となります。
女性用に関わらず、化粧品容器やアプリメント用の容器も色々なデザインが
発売されて、ボトルの側面やキャップなどにシルク印刷の技術で
綺麗に印刷されていきます。
また、キャップ上面にはホットスタンプと言う箔押し技術での加飾で
商品化されていきます。

ボトルの側面に印刷する際には、軽く手で押してみて柔らかな厚みだと
スムーズな印刷が出来ないので、空気を入れて軽く膨らませた状態で
加飾されて商品化されていきます。