後工程での熱溶着作業

現場作業で、汎用性を持たせた熱溶着作業に使用する卓上型の溶着治具です。

ピン先は、テフロン加工がされていて、材料が溶けるようなことが有っても

ピン先にへばり付く事もなく作業が出来ます。

ハンダゴテでの作業も良いですが、XYの位置や高さ方向もストッパーで

位置決め出来るので、現場では重宝されています。

エアシリンダー式装置

忙しい仕事を受けておられる会社は、勢いが有ります。

大阪では特にダイキン工業様や、TOTO様、またサイエンス様などの動きが良くありますね。

今回の装置は、住宅関連の成型をされている会社の設備品として製作しました。

トムソン打ち抜き作業用で、160パイのエアシリンダーを使用させて頂いたので

押し圧が約1000Kgとなります。

見た目もごついですね!。

成型品のサイドゲートを削り取る治具

プラ成形品には、成形用のゲートが有りますが(溶けたプラ材料を金型に流し込む穴)、完成品にしていく上で

邪魔になる存在となります。

ニッパでカットするも、爪先に引っ掛かる位に残ったり喰らい込んだりと厄介です。

そこで、受治具に乗せてスライドさせる事で、壁に貼り付けたサンドペーパーで擦り取る

治具が必要になります。

端から端まで走らせると、自然とバリも無くなっていると言う事です。

3Dデーターからの受治具

IGES,パラソリッドのデーターから組み立てやパーツの取り付け等に

使用可能な受治具の製作が可能です。

材料は、MCナイロンを始めPOM(ジュラコン素材)やアルミ材料で

製作する事が出来ます。

もちろんデーターのオフセット作業も出来るので、最終の形となったサンプルに

篏合する為の修正もしての仕上がりとなります。

予め頂ける3Dデーターで、先行手配をしておいてサンプルが入手・製作出来た

時点で治具として調整して仕上げの工程となります。

 

金属材料での塗装治具

ステンレス製での塗装治具となります。

大手メーカー様用の美用部品の、フロントパネルを塗装仕上げする為の受治具となります。

ステンレス材料をカットして、スポット溶接で接続させての工法です。

塗装ブースの架台に直接取り付けが出来る仕様で、乾燥炉にもそのまま

入る事も可能です。

製作数量も多くても対応できます。

組み立て治具

成形品の組み立て治具となります。

成形品に金属パーツを挿入SETする工程で、ハンドバイスを使用しての作業です。

決められた長さのシャフトで、定位置まで押し込むのでハンドバイスを使用します。

この治具で、パートさんの仕事も楽になりました。

成形品の反りを矯正する。

プラスチックの成型工程では、よく反りが発生する事が有ります。

成形条件で修正する事も可能ですが、複合材料名地の場合にはなかなか言う事を

聞きません。

その為に、成型した直後に熱が残っている間に矯正治具にSETして一定の時間、

そのままの状態で矯正作業をすると、ほぼ図面通りのサイズに矯正する事が可能です。

熱圧入治具

手動式で真鍮のローレットを熱圧入出来る、熱圧入治具の製作となります。

ハンダゴテでも、圧入する事は可能ですが深さや角度が一定しないので

やはり精度の高い治具が必要となります。

このドリルスタンドを使用する事で、ローレットの深さや垂直の角度も

安定した作業となり、品質の高い作業が可能です。

もちろん、エアシリンダーを使用した自動化の装置も可能で、自動車やバイク

などの製品を扱う会社では、良くリピートを頂戴している治具となります。