製品紹介

笠井機型製作所の治具を使って見込める効果

的確に迅速な作業を行うことができ、生産性が向上する
技術・経験に頼っていた作業が、誰でもできるようになり、作業品質が安定する
作業が楽になり、不良品が減少し、パートさんに喜ばれる

実際にどのような効果が見込めるのか、今まで制作した治具と合わせて紹介させていただきます。

制作例

あくまでも制作例です。実際に制作する際はお客様のご要望に合わせてお作りいたします。

印刷

パッド・シルク印刷

パッド印刷とシルク印刷、両方に対応できます。ヘアブラシや、ボタンなど、複雑な形でもきっちり固定することができ、尚且つ、お客様の手で微調整が効く治具となっています。夏場と冬場で微妙に大きさが変わってしまうもの、少しの仕様変更などにもすぐに対応できるようになっております。

印刷する際、プラスチックのボトルなど、押し付けると凹んでしまうものでも、エアシリンダーで空気を吹き込むことによって、凹んでしまうことなく、綺麗に印刷することができ、不良品を大幅に減らし、作業効率が大幅に上がります。

貼る

シール貼り付け治具

単純にフリーハンドでシールをはりつけるのではなく、ワークを固定して蝶番によるカバーを取り付け位置を確定させて、シールを貼れます。製品の品質を損なわないように固定することを治具に任せることにより、誰がシールを貼っても同じ仕上がりにすることができ、時間も短縮されて、生産性を上げることができる上に不良品もでにくくなります。

こちらの写真は小さな円柱型の美容液ボトルにシールを貼る治具です。茶色い容器がシールを貼りたいボトルとなり、白い台にシールを載せ、ハンドルを回転させることで誰でも綺麗にシールを貼ることができます。こちらは小さなサイズでしたが、ワインボトルや、一升瓶などのサイズ、繊細な製品を傷つけないような仕様の治具制作も可能です。お客様のニーズに合わせて製作いたします。

転写

ロール転写治具

シリコンロールによる、熱転写方法、ワークにフィルムシートを載せて、数百キロの圧力と熱をかけながら転写します。上部より圧力がかかるので、ワークを固定するのみではなく、その圧力にも耐えられるような治具が必要ですが、弊社の治具は長年培った技術により、その条件をクリアしております。

矯正

反り矯正治具

主にプラスチック成形品の、反った状態になった状態の物を、ハンドバイスなどを使用して、圧力をかけて矯正します。手動であれば作業者の手を痛めてしまうばかりか、全てに同じ矯正をかけることはできません。治具を使うことで作業者の安全と品質保持を同時に保証することができます。

こちらはコンロの形を整えるための治具です。まだ、コンロの部品が熱いうちに、仕様書通りの形にプレスすることで形を整えます。確実に仕様書通りの形に治具を作ることができる、笠井機型製作所ならではの治具となっております

カット

ゲートカット装置

プラスチックを成形する際に出たゲートなどを、ニッパーやカッターナイフなどの手作業ではなく、手動式・シリンダー式装置などを使用する事により、安定したカット位置や精度を狙う為の装置です。手作業でカットしていたものを治具に任せることでボタン一つで操作可能となります。それにより、カット位置が正確な上に作業スピードが上がり、生産性が向上します。また、ニッパーの数はお客様のご要望に合わせて数を増やすこともでき、ボタン一つで一度に多くの部品をカットする仕様にすることもできます。

こちらは先ほどの治具とは違い、上から刃物が降りてくる形となっております。刃物の下に直接カットしたい部品をセットするのは安全性に欠けます。まず、カットしたい部品を手前にセットし、スイッチを押すと、部品が刃物の下まで運ばれる仕様にすることで、使用者の安全を守りつつ、正確な位置でカットする治具となっております。